な・に・し・ろ暑い、熱い!埼玉県加須市へやってきた。
午後の早めに着いたのだが、駅前の大通りは閑散としている。
そりゃ、そうだ。この暑さでは祭どころではない。

今日の目的は↓「蘭陵王」山車の曵きまわしである。
昨年の江戸開府400年記念「千代田区江戸天下祭」で丸ビルに展示され
その圧倒的な迫力で見物の人々を魅了したのが記憶に残る。

でもでも・・・本町にたどり着くと
確かに大迫力でドカ〜ンと置いて展示?してあった。
後方の青ビニールが山車小屋かな?
夏の炎天下に・・・衣装も幕も灼ける・・・はずだ。
人形も傷むほど暑い。だから、周りには、ほとんど人はいない。

あはっ!昨年に「神田倶楽部」が贈呈した
「木札」が・・・掛っているではないですか。。。

 

「蘭陵王」 山王祭21
江戸時代は日本橋の通油町、田所町、新大阪町の3町が共有。
(現在の日本橋大伝馬町、富沢町、堀留町辺り)

◆ ◆ ◆ 

夕方まで時間があるので、かなりゆっくり昼食をとり
古寺・古社の見学に行きましたが、暑い。

(無茶苦茶暑いなか、実はかなりの距離と時間を歩いたんですよ)
でも、

こんな所(失礼)の寺社にも神田の鳶頭連や納札会の
千社札がたくさん貼ってありました。

陽が傾いてきて、いくらか気温が下がります。
町の人たちも姿をあらわし、いよいよ曵きまわしです。

夕闇が迫り、夜になると駅前の大通りで各町の屋台が勢揃いして
お囃子の叩きあいになります。
加須のまつりでは屋台が中心で人形を載せた山車は、この本町「蘭陵王」だけです。

さて曵きまわしですが、これが3年に一度なのです。
それも本町から、クライマックスのお囃子の叩きあいが行えなわれる駅前までの少しの距離だけ。
文久二年(1862)と幕末の作なのですが
人形も山車も傷みが激しいのです。
ご覧のように道路上に電線があるために、せっかくの人形が全部見えません。残念!
しかしながら、その迫力は本物です。かつての天下祭で江戸の町を巡行した本物だけが持つ
なんとも言えぬ貫禄、魅力があります。
↑蛇足ですが、神田倶楽部の木札が違和感もなく自然にぶら下がっているのが、へっへっへっ!!
駅前通りでは、曵きまわしもせず、他の屋台と同様に居囃子となります。
はい!以上、埼玉県の加須夏まつりレポートでしたぁ!