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夕刻より降り出した雨は、時間を追って雨脚が強くなる。
楽しみにしていた各地の山車の曵きまわしとお囃子の曵っかわせも人形の保存を考えると
中止もやむを得ないところであった。
ところが遠州の祢里(山車)2本が敢然と曵き回しに出てきたのである。
もちろん人形はカバーで保護されてはいるが、さすが禰里キチの面目躍如である。
するとどうだ!今度は熊谷が曵きまわしに出て来た。
3本の山車が噴水広場を、お囃子も天に届けとばかりに曵きまわす。
なんと言う天晴れな祭バカたち。
少なくはなっているが見物の人たちも拍手喝采、
参加したり、掛け声を合わせたりと大した宵宮の盛り上がりとなった。
熊谷の山車は小屋の中のお囃子に曵っかわせを挑み、対抗する各地のお囃子。
それぞれの特徴のお囃子が雨の日比谷公園に響きわたった江戸天下祭の宵宮であった。
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